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ふたつあしよつあし

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晴れの日3--(盲導犬総合センター)

帰る前に施設の中を少し見学させて頂きました。
富士宮の施設は正確には日本盲導犬総合センター「盲導犬の里 富士ハーネス」といいます。さすが出来たばかり、ロビーもピカピカで雰囲気も良好。
この施設は全て平屋になっており、この部屋の様に全ての部屋から富士山が見えるようになっています。
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ここには出産、仔犬、老犬、訓練犬、デモンストレーションの部屋などがあり、各部屋は廊下(回廊)で繋がっていて、コテージのような雰囲気とでも言えばいいのでしょうか、面白い造りです。
老犬や繁殖も行われるため、医療室があり、獣医さんが常駐しています。詳しくは判りませんが、設備も整っているようですね。
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 私達が一番印象に残ったのは、「引退犬の部屋」。暖かい日差しの差し込む部屋に2頭の子がノンビリと過ごしていました。ごく普通の家庭のようにキッチンカウンターやテーブル、椅子などが置かれる配慮がされていて、ベッドがあったらそのまま泊まっていきたい様な良い部屋です。私達も床に座って少しの間ノンビリとした時間を過ごしました。唯一の難点は床の仕上げが今ひとつで滑ってしまうこと。職員さんも仰っていましたが、コルクの床にしたのですが、すぐ傷まないように表面に施したコーティングがよくなかったようです。老犬にはちょっと辛いかな。いずれ改善されるでしょうね。
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繁殖犬が出産子育てをする部屋には出産したての親子がいましたので、見学は出来ませんでしたが、カメラによる監視機能もあるそうです。スゴイ。

 
 今後、繁殖はこの施設を中心として行っていく方針だそうです。母犬は妊娠をするとこの施設に連れてこられて、出産子育てをするという形になり、いずれ私達のように家庭で出産子育てをするブリーディングウォーカーはいなくなるのだそうです。パピーウォーカーは希望者も増えて安定してきたと思いますが、ブリーディングウォーカーは前々からなかなか引き受け手が出てこない現実があります。
家庭、施設、それぞれのやり方で良い点悪い点はあると思います。ただ一つ私達の願いは効率だけを追い求めて繁殖犬の幸せを忘れて欲しくないという事です。リオの様な母犬達は自ら希望して子供を産んでいる訳ではないのですから、最低限、安心して出産子育てに臨める様に可能な限り万全の環境、体制を整えて欲しいと思います。ひとりでも多くのユーザーに盲導犬が行き渡るように、という希望と相反する課題ですが、是非ともクリアして頂けたらと思います。


さて、途中からリオは立ち入り禁止の区域に入りましたので、私達が見学をしている間リオはどうしていたかというと...、こんな感じで情けない顔をして(笑)私達の帰りを待っていたようです。抜け毛がひどいのでマナーコートを着ています。
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いつもの通り、チビ達を送っていった帰り道は空っぽの部屋が寂しくて、まっすぐ帰りたくないんです...。夜遅くまで御殿場で寄り道をしてしまいました。
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リオ、本当にお疲れ様でした。ルイーズも含め私達の元を旅立って行ったチビ達にも多くの事を教わりました。感謝しています。幸せになってね。





(以下写真の説明:一枚目 部屋の中からの富士山の眺め、壁の上の方についたガラスから富士山が見えています。二枚目 真っ暗な廊下の窓から撮った医療室の様子。診療台の様なものが写っています。三枚目 老犬の部屋の様子。右側が全面ガラス窓で光が差し込んでいます。左側にキッチンカウンター奥にテーブルと椅子、右の窓際に赤いソファが置いてあります。やはり正面の壁の上方に窓があり富士山が見えています。四枚目 老犬の部屋にいた子(名前忘れてしまいました、ゴメン)白い毛並みでやさしい顔をしています。五枚目 水色のソファーの傍に繋がれて私達を待つリオ、芝生の中庭を挟んでガラス越しの少し遠くからの写真です。手前にスプリンクラーの水滴が飛んでいます。リオはグリーンのマナーコートを着てこちらを見つめています。六枚目 帰ったあとの部屋の様子。チビ達のいない空っぽの産箱スペースにオモチャがいくつか転がっています。以上)
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by wwdogs | 2006-11-28 00:56 | 出産子育て5
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